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2016年12月28日水曜日

立上げ6年以上経過したミニビオトープの水質検査を実施しました!

2013年9月13日 (金)の過去記事です。

去年の瓦礫被害の時に唯一無事だったミニビオトープ容器ですが、
引越し前のベランダビオトープから数えて、
立上げから6年以上経過しました。confident

正確には引越し時、底床の田んぼの土と飼育水を持って行き、
引越し後、この容器にその田んぼの土を底床として使い、
水草や石や流木などでレイアウトし、持って来た飼育水を注ぎました。down

右の青い容器が唯一無事だった容器です ⬆

もちろん、引越し前も引越し後も、一切の水替えは行わず、
御神田の水の希釈水を足し水するだけの管理です。mist sweat02sweat02 ⬇

で、まずはこのミニビオトープの pH と TDS を測ります ⬇


pH 8.0 / TDS 131 で、
メダカ飼育に最適の弱アルカリ性の水質になっております。goodshine ⬆

続きまして〜
ついでに真横のプラ船40も測ってみました ⬇


pH 8.0 / TDS 139 で、
pHに関しては全く同じで、TDSもほぼ同じ数値になりました。goodshine

今回測った容器は現在どちらも稚魚育成容器として使っており、
成長中の個体差で選別し、ポイポイと移し替えておりましたが、
検査結果を踏まえて、これからも水合わせなしで移し替える事が出来ますねhappy01

続きまして〜
これまたついでに水道水の水質検査もやってみました ⬇


今日現在、大阪市の水道水の pH 7.2 / TDS 85 と言う結果となり、
自然に塩素中和させ御神田の水を添加し足し水する場合、
この容器に関して言えば、pHの差が0.8ありますので、
噴霧器やジョウロ、霧吹き、点滴式なんかで、
優しく足し水してやる必要がありますね。think


続きまして〜
今回1番確認したかった、
亜硝酸、硝酸塩のテストを行う為に、
飼育水を小ちゃい容器に掬います。 ⬇



まずは、亜硝酸塩からテストしてみました ⬇



iPhone のタイマーを使って5分待ちます。 ⬇


5分経過後の結果は。。。 ⬇


はい!どこから見ても薄い黄色のままですね。

従って、亜硝酸濃度は0(ゼロ)と言う好結果になりました。full pass good shine⬆ ⬇

続きまして〜
次は硝酸塩を調べてみます ⬇


で、5分経過後 ⬇


硝酸塩濃度のテスト結果も薄い黄色のままですね。

と言う事は、硝酸塩濃度も0(ゼロ)と言う好結果になりました。full pass good shine⬆ ⬇

このように、田土(荒木田土など)+川砂+御神田の水のセットを組み、
また生体数や水草のバランス、エサの与え過ぎに注意し、
真夏の水温管理(スダレなどで遮光)、優しい足し水などに気をつけていれば、
水替えを行わなくても、足し水のみで最高の水質を維持する事が可能です。goodshine

他にも色々と「コツ」がありますが、
それぞれの飼育環境で、その「コツ」を見つけ出して下さいねconfident

グリーンウォーターも稚魚育成には良いですが、
観賞目的なら、やっぱり微生物の力で綺麗になった、
清流のようなキラキラの透明水が良いですね。sweat01 shine

PS : SERA(セラ)社の試薬を使った検査方法は、
こちらに以前の記事に詳しく書いていますので、良かったら参考にして下さい ⬇


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メダカ

2016年12月20日火曜日

メダカ飼育は簡単?

2013年7月 9日 (火)の過去記事です。

こんにちは
今日も真夏の太陽がギラギラと降り注ぎ、
エアコンなしでは室内でも熱中症になってしまいそうです
屋外のメダカ水槽を、日中管理出来ない方は、
エサやりタイム以外はずっとスダレなどで遮光しっぱなしが安心ですね。


で、よく「メダカ飼育は簡単」と言われますが、
それは単にメダカが水質悪化〜低水温〜高水温に柔軟な強い魚と言うだけで、
「メダカ飼育は簡単」と言う言い方は間違った言い方だと思います。

それでも死んでしまうと言う事は、
どれだけ水質が悪化しているか、、、

考えるだけで恐ろしいですね。

改良メダカの中でも紅白や三色、アルビノ系など、
決して強いとは言えないメダカも存在しますが、
これらも飼育者の努力や知恵である程度回避出来るものだと思います。

それも水質を安定させ、水質悪化を起こさせない事が最低条件ですが、、、

で、今まで耳にタコが出来るくらい言っていますが、
飼育水が入れ替わってしまうくらいの雨水の流入や、
足し水、換水などを時間をかけずに一気に行うと、
pHショックや急激な水温変化により、
メダカさんや大切なバクテリアにまでダメージを与えてしまいます。

他にも、水が出来上がっていないのに、
白濁したりメダカの調子が悪くなったからと言って、
慌てて水替えして対処する方が多いように感じます、、、
で、試薬が切れたので某ペットショップをチェックしていると、
こんな注意事項?を発見しました ⬇
アンモニア 、、、 少しでも検出された場合は水替えの頻度を上げるか、、、
ひょっとして、この記述が影響してるんかな??
これは確かにその時は毒素が薄まり一時的に改善されたように見えますが、
実際はバクテリア・サイクル(バランス)が出来上がって来る過程での換水は、
大切なバクテリアも捨ててしまう事になり、
このような状態では、いつまで経っても水質は安定しませんので、
水が出来上がるまで決して換水は行わないで下さい
もちろん、このような状態でのリセットは絶対にやってはいけない行為で、
これこそ悪循環で、調子が悪いからとリセットを繰り返すと
いつまで経っても安定した水質はやって来ません。

⬇ ⬇ ⬇

アンモニア〜亜硝酸〜硝酸塩〜脱膣〜飼育水と底床(土壌)の無害化
これ全て好気生菌、嫌気性菌などのバクテリアの力によるものです。
生体が出す排泄物(糞尿)→ アンモニア(NH3)
→ ニトロソモナス属(ろ過バクテリア) → 亜硝酸塩 (NO2)
→ ニトロバクター属(ろ過バクテリア) → 硝酸塩 (NO3)
→ 田んぼの土や荒木田土などの粘土質を含む底床
〜 嫌気性菌 → 脱膣(窒素循環)
→ 安定した水(底床)の出来上がり 
(水草 → 窒素を硝酸塩やアンモニウム塩の形で根から吸収し、
これと炭水化物からアミノ酸やタンパク質を合成することにより、
硝酸塩も少なくなります。 )

窒素循環 ⬆ ⬇


これが私の言う「自然循環システムの構築」です。
ここまでくれば、あとは蒸発した分、御神田の水の希釈水を足し水するだけで、
水質も底床も長期間安定した最高の飼育環境になります。
「御神田の水」を正しく添加し、エサの与え過ぎや過密飼育にならないなど
よっぽどの事がない限り、硫化水素などの猛毒は発生しません
ので、底床を撹拌したとしても、メダカなどの生体への悪影響はありません。


と言う事で、最後に私がお勧めする「試薬」や「測定器」をチョイスしてみましたので、
水質に不安を感じている方は、チェックしてみて下さい ⬇





[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
セラ 硝酸塩(NO3)テスト
価格:1650円(税込、送料別) (2016/12/20時点)


ちなみに私も上記の「セラ NO2 テスト」 & 「セラ NO3 テスト」を 久々に購入しましたので、
近日中に水質検査を行いたいと思っております。
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