2011年12月22日 (木)の過去記事です。
こんにちは
今日も比較的暖かいですが、
今夜から週末にかけて今冬一番の強烈な寒気団がやって来そうです
地域によっては大雪の恐れも有るようですし、
屋外飼育のメダカは十分注意して下さいね
ってことで、本題ですが、
メダカ飼育でGH(硬度)を測る必要は余り無いかと思いますが、
レッドビーシュリンプ等の甲殻類はGH(硬度)もとても重要なモノですし、
メダカとともにミナミヌマエビやヤマトヌマエビと一緒に飼育されている方も急増しているので、
私の主要飼育環境でGH(硬度)を測ってみましたので、参考にして頂けたら幸いです。
ってことで、第1弾目に「濾過器を使った室内水槽」を測ってみました。
(低床は麦飯石パワーソイルのみを使用していますが、溶岩石も投入しています。)
テストに用いたのは「テトラ テスト GH(総硬度試薬)」で、
飼育水を計測容器に5ml 入れます。
ここに「テトラ テスト GH(総硬度試薬)」を点滴式に一滴ずつ添加して行きます。
1滴目
2滴目
3滴目
4滴目
5滴目
5滴目で色がグリーンに変色しましたので、
GH(硬度)は「5」と言う事になります。
GH 5 と言う事で、一般的に言われている理想的な硬度になっていますね
これならメダカもミナミヌマエビも問題なく飼育出来ますし、
加温すれば、そのままレッドビーシュリンプやシャドー系シュリンプも飼育出来ますね
シュリンプ系を中心に飼育するには、もう少し硬度が高くても良いと思いますので、
ここにアラゴナイトや牡蠣殻を追加してやるのも良い方法ですね
続きまして〜 「荒木田土を使った室内水槽」です。
もちろん濾過器は使っていません。
少し濃いめに写っていますが、何と20滴目でグリーンへ変色と言う事で、
GH(硬度)「20」です
何故 GH(硬度)が20まで上がっているかというと、
「御神田の水」に含まれているミネラル分以外に、
荒木田土+川砂+牡蠣殻少々が入っているのと、
更に水量が少なめの為に高度が上がっているものと考えられます
ちょっと硬度が高いですが、メダカもミナミヌマエビも全く問題なく、健康的に育っています
それだけメダカもミナミヌマエビも順応性が高いと言う事になりますね。
最後に最も活性が高い屋外120cm水槽も測ってみました。
結果は10滴目でグリーンに変色しましたので、
GH(硬度)は「10」と言う事になります。
個人的には「GH 10 」というのが、最も活性が高くなり、理想的な硬度かなと思っています。
GH(硬度)は、ミネラル量によって上下しますので、
GH(硬度)を一定に保ってやるには、
水槽内のミネラル濃度を一定に保ってやらなければ非常に難しいですが、
メダカ飼育はそこまでシビアになる必要はないので、安心して下さいね
ただ、シュリンプ系を飼育するには、GH(硬度)を最低5以上にしてやる必要が有ります。
これは、GH(硬度)が低くなると、脱皮不全を起こしてしまう恐れも有りますし、
pHの緩衝作用の働きが弱くなるので、pHが急落してしまう恐れが増し、
最悪全滅してしまうという結果に繋がります
これが俗にいう「水槽崩壊」です
「御神田の水の使用上の注意」にも記入していますが、
「御神田の水」を添加した希釈水の最適濃度は 50ppm です
一般飼育者がこの濃度を測る事は非常に難しいですが、
「御神田の水」の添加量を守って頂けると、最適濃度の 50ppm に近づける事が出来ますので、
出来る限りメモリ付きスポイド等で計測して頂くことが望ましいです。
「御神田の水」の添加に慣れて来ると、
雰囲気で有る程度の濃度が分かるようになって来ると思いますが、
メダカ飼育はそこまで神経質になる必要は有りませんので、
私が書いたこの記事を見て、あまり「うろたえない」で下さいねw
PS : 先日の記事で「御神田の水」には塩は入っていません
と書きましたが、これは塩化ナトリウム(NaCl)が全く入っていないのではなく、
塩化ナトリウムを取り除く製法で「御神田の水」は作られていますが、
測定結果では現れにくい極微量の塩化ナトリウムは含まれています。
(非常に難しい表現で、誤解を招く恐れも有りますが、ご了承願います)
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