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2016年11月14日月曜日

加温飼育について

2011年11月11日 (金)の過去記事です。

こんにちは♪
大阪住吉は昨日の夜から少し冷たい雨が降ってます
それでも、我が家のメダカちゃん達は活性も高くて元気いっぱいです
その事については明日に廻そかな。。。
ってことで、本題ですが、
最近急激に寒くなり、北陸〜北関東以北では、加温飼育を開始されている方もおられると思います。
メダカは変温動物ですので、基本的に加温しなくても良いのですが、
ダルマ体形のメダカやアルビノ、痩せ細りのメダカや、
体調が思わしくないメダカは加温飼育をしてやる事も良い方法だと思いますが、
大阪市内に住んでいる私は、メダカには加温飼育はやらないです。

熱帯魚飼育をされていたり、経験の有る方ならご存知だと思いますが、
観賞魚用ヒーター等で加温する場合、エアーレーションや濾過器等を使って
飼育水を撹拌させてやる必要が有ります


これは、水槽内に温度差を生じさせない為です。
そうしないと、最悪、水温差でショック死してしまいます
魚釣りをする方や、採集をされている方ならご存知かと思いますが、
例えば、水の中から魚を掬った場合、魚をそのまま手で持ったりすると、
それだけで魚は火傷を負ってしまいます
人の体温は36度前後なんで、
魚類にとっては人間の手が凶器になります
特に水温が低い時に魚を直接手で触れると、それだけで魚の粘膜が剥がれてしまい、
そこから炎症を起こし、雑菌が入り、最悪死に至ります
どうしても魚を触らなければ行けない事態になった時は、飼育水に手を漬けて、
水温と同じくらいにしてやる必要が有ります

もちろん、網で掬った場合も同じです
網で掬う場合は、出来る限り柔らかい素材の網で掬ってやって下さい。
それでも、魚に少なからずダメージを与えてしまいますし、
メダカにストレスを与えてしまいます。
基本的に私はメダカの横見写真を撮らないのが、そう言う意味も有ります。
タナゴ釣りは、記念撮影に横見写真は撮りますよ

また、ガラス水槽なら大丈夫ですが、
メダカ飼育によく使われている、発泡容器やプラ船などのプラスチック容器に
観賞魚用ヒーターを使う場合は、吸盤(キスゴム)やヒーターカバーが絶対必要です
これは、直接容器に触れると、ヒーターの熱により溶けてしまう恐れが有るからです。
もちろん、魚がヒーターに寄りかかって寝てしまうと、大火傷を負ってしまいます。
また、水温を確認する為に、水温計も絶対必要です
あっそれと、当然ですが、ヒーターを利用する場合、サーモスタットも絶対必要ですよ
冬場も繁殖させたい方は例外ですが、
ダルマ体形のメダカを普通に越冬させてやる為に、
出来る限り無加温で水温変化の少ない室内で飼育してやる方が、
メダカの為にも良いと思います。
これは、メダカ本来の生態に近づけてやる事で、
春からの産卵行動に影響を及ぼさない為でもあります。
(もちろん、寿命にも関係して来ます)
それと、加温飼育しない場合、室内水槽だから大丈夫!と思っていたら大間違いで、
特に暖房を点けている場合、部屋も温かいですが、水槽内も温かくなります。
それで就寝時に暖房を切ってしまうと、人は布団や毛布が有るので、寒くはないですが、
メダカは水の中なんで、一気に水温が低下してしまい、それによりショック死してしまう恐れも有りますので、
室内越冬メダカは、暖房していない場所に置いて、水温の変化を極力少なくしてやる必要が有ります
そう言う意味でも、発泡容器は優れた越冬用水槽と言えますね
とまあ、長く書いてしまいましたが、
とにかく、普通体形の元気なメダカは、
出来る限り屋外で自然に近い状態で飼育してやる方が、
メダカにとって、幸せな人生じゃないかな。。。と思います。

PS:動画は削除しました。

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