2016年11月11日金曜日

メダカの飼育水と底床について

2011年8月16日 (火)の過去記事です。


こんにちは♪
中辺路の田舎に帰省している間に、
沢山の方々が「メダカが★になってしまった」という記事やコメントを目にしたので、
久々に飼育水と底床について書いてみたいと思います
あまり難しく書いても、余計に頭が混乱すると思うので、
簡単に書いてみたいと思います。

そもそもメダカと言うのは、そんなに気を使わなくても非常に強い魚なんですが、
皆さん、少し考えすぎじゃないんかな?とも思っています。
一番大事なのは、pHの急激な変化が起きないようにする事です。
例えば、大雨で雨水が飼育水に大量に入ってしまうと、
これは確実にpHの急激な変化が起こってしまい、
最悪メダカは★になってしまいます
ずっと家に居る人は急な大雨にも対処出来ますが、
殆どの方は仕事で家に居ないと思いますので、
何かしら対策を取った方が良いと思います。
今の時期は太陽光線による水温の急上昇が危険です
メダカは約38℃位までは耐えられると思いますが、
それ以上になりますと、メダカがシラスになってしまう確立が高くなってしまいます。
これは皆さん、スダレ等で対策を取っておられると思いますが、
全く陽の当たらないところに飼育容器(水槽)を置かれていると、
太陽光線からの恩恵(紫外線に寄る殺菌効果やビタミンDの形成など)が受けられなくなり、
メダカはかなりの確立で病気になってしまいます。
この時期、水温上昇と太陽光の照射時間とのバランスが難しいか知れませんが、
ご自分の飼育環境をもう一度再確認し、
このバランスの取れる環境を考えてみて下さい。
エサのやり過ぎは水質悪化の大きな要因ですので、
エサをやり過ぎたかな?と思ったら、
コップ等で水面のエサを掬いとってやるのも一つの方法です。
よく言われる事ですが、過密飼育は確実に水質を悪化させます
更に過密飼育に寄る酸素不足も懸念されますので、
出来る限り1リットル1匹になるように、調節して下さい。
それと水草が爆殖してしまいますと、日中は光合成により酸素を供給してくれますが、
逆に夜になると水草が酸素を吸い取ってしまいますので、
メダカが酸素不足により★になってしまう恐れも有りますので、
水草が増えすぎたかな?と感じたら、間引いてやって下さい
他にもホテイアオイ等の根が大きい水草は、その根も厄介になりますので、
出来る限り短くカットしてやる方が安全です。
メダカの産卵用に使われている方はご存知かと思いますが、
殆ど根の上部に産卵しますので、根の下部は必要ないですね。
次に底床についてですが、
今まで余り詳しく書いてなかったですが、
どうして「御神田の水」は田んぼの土を推奨しているかと言えば、
田んぼの土に含まれる粘土質が格好の嫌気性バクテリアの住処になるからもあるんで
通常飼育環境下では好気性バクテリアは自然に発生出来ますが、
嫌気性バクテリアは、発生出来ても、なかなか定着してくれませんね。。。
メダカの糞や尿でアンモニアが発生しますが、それを好機生バクテリアが亜硝酸に分解してくれます。
更に好気性バクテリアが亜硝酸から硝酸塩に分解してくれます。
ここまで来ると飼育水はほぼ無害になり、メダカも安心出来る飼育環境になります。
ただ、硝酸塩の濃度が高くなりすぎるとメダカに取っても危険な状態になりますので、
そこで1/3〜1/4位の水換えで、水質のバランスを取ってやる訳です。
その硝酸塩を窒素に変えて空気中に放出してくれる、凄い菌が「嫌気性バクテリア」なんです
という事は、好気性バクテリアも嫌気性バクテリアも飼育水の中に安定して住み着いているなら、
水換え(換水)も行わなくて良い環境になっていますので、
蒸発した分だけ、足し水でオッケーなんです
ただ、「好気性バクテリア」は酸素を大量に含む場所に生息し、
「嫌気性バクテリア」は酸素濃度の低い場所に生息するので、
通常の底床ではこのバランスを保つのは困難なんですね
なんで、「田んぼの土」や「荒木田土」の粘土質が最高の底床と言っている由縁なんです。
ただ、この好気性バクテリアと嫌気性バクテリアのバランスを取るのも非常に難しく、
素人考えだけで神経質になってやってしまうと、余計に悪循環になってしまい、
「パニック飼育水」に陥ってしまい、最悪メダカも★になってしまいます。
それなら無理に嫌気性バクテリアを繁殖させるよりも、
好機生バクテリアだけ繁殖させてやる方が、まだまし(安全)です。
そこで「御神田の水」の優れている点ですが、
この好気性バクテリアと嫌気性バクテリアがバランス良く入っている事と、
添加する時に、バクテリアが増殖するよう開発されているところが、
非常に優れている点です
これなら、底床や飼育水で悩んでいる方々は、
「御神田の水」を添加してやると、最適な飼育水に導きやすくなります。

一般の方はもちろん、「御神田の水」を使えば、最適な飼育水に導く事が出来ますが、
プロの養殖場の方々や一般のブリーダーの方々も
「御神田の水」を使えば、過密飼育でも安心して繁殖をする事も可能です。
元々「御神田の水」はプロ用資材として開発されたものなので、
そこのところも実験済みです。
(注)もちろん、赤玉土には赤玉土の良さもありますが、
皆さんが思っている以上に、赤玉土の状態を把握しなければ、
目詰まりを起こし、バクテリアの住処が失われてしまいますので、
時々水洗いをしてやる必要がありますので、注意深く観察してやる事が大事です。

その他、詳しくは下記サイトをご参照下さい。
「御神田の水_特徴〜実験結果」

PS : 飼育水などで悩んでおられる方は、このブログ内のコメント欄や、
御神田の水_お問い合わせからも、
お気軽に質問やお問い合わせして下さいね。
出来る限り迅速丁寧に対応させて頂きます。
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